
素晴らしいプリセットのおかげで、導入した瞬間から即戦力になるOmnisphereですが、OmnisphereのサウンドデザイナーDiego Stoccoさんのビデオで、より積極的なサウンドエディットの方法が紹介されていました。面白い機能がいくつかあったので、メモしておきます。
オシレーター
OSCをシンセモードにすると5種類の波形が使えます。SawSquare Fat/Bright、Triangle、Sine、Noiseです。ここでは波形に対し様々な加工ができますが、特にMAINエリアにあるSHAPE / SYMMETRY / HARDSYNC パラメータが面白いです。
LFO
ほとんのパラメータは、モジュレーションソースとしてLFOが使えます。LFOSセクションでマスターテンポに追従させるSYNCスイッチをONにすると、曲に合わせた変化が楽に作れます。FilterやPitchを揺らすのもいいのですが、先ほどのオシレータのパラメータを揺らして、PWMのような効果を作れます。
MULTI
OSCをユニゾンさせたり、ハーモナイズさせたりするセクションです。ユニゾンの広がり方はOmnisphereっぽいですね。ハーモナイズでは4種類の音を重ねることが出来るので、これを使って5和音のコードが鳴るようにしてみました。
ENVELOPES
各種パラメータのモジュレーションソースとして使える、超強力なエンベロープを搭載しています。ポイント数が多く、エンベロープのカーブも選べます。また、任意のポイントにSpikeを追加できるのが特徴的で、タイトな印象のエンベロープを作ることができます。こちらもプリセットがたくさんあるので、ひとつ選んで、Ampに割り当ててみました。
FILTERS&FX
フィルターも基本的なものを搭載しています。2系統を直列/並列どちらでも使えます。ハイパスとバンドパスを並列に使ってみました。FXはプリセットを選んだだけです。
ここまで強力なモジュレーション機能があると、いろいろ出来そうですね。 Diego Stoccoさんの映像はこちらです。他にもLiveモードの説明などもあり、興味深いです。
Episode 10: “Diego Stocco Masterclass from Spectrasonics on Vimeo.
制作中に見つけたアイディアを書き留めておきます。 今回はReaktor Skrewellネタ。

Skrewellはノイズジェネレーターが8コ付ついたシンセらしいです。音を聴いていると、映画の効果音のような音を作りたいときに使えそうです。プリセットもいいのですが、別のスナップショットに切り替える際にもノイズが発生します。どういう訳かそっちのノイズの方がかっこいいので、そのノイズを捕まえるべく、MIDIノートナンバーをプログラムチェンジに変換するパッチを追加。簡単です。

これを使ってキーボードを弾くとスナップショット切り替えが起こり、案の定、トランジションに使えそうなノイズがバシバシ鳴ります。サウンドは以下のような感じ。
YouTube - Reaktor Skrewell
Reaktorにはスナップショットシーケンサーが付いていますが、映像用途であればタイミングよくキーボードで弾いてシーケンスさせた方が都合がいいと思うので、今後も重宝しそうです。